鉄道模型を始める 初心者セットがおすすめ

駅のホーム

鉄道模型は展示会場などで見かけるとついつい夢中になって、自分も自宅で作ってみたいという気になります。そういう時にこそ、初心者セットから始めるのがおすすめになります。物事の上達ステップと同じことですが、最初は簡易なもので基本や基礎を体得し、それから複雑で高級なものへとステップアップするのが常道だからです。

その意味では、子供さんでもある程度の年齢になれば組み立てることができるNゲージが最適と言えます。ゲージというのは線路幅が9ミリのもので、nineのNから付けられた名称ですが、最もポピュラーなものと言えます。

用意するのはレール、車両、電源装置ですから、これらを揃えればいいのですが、個別に用意するよりは、基本セットで一通り用意し、慣れてきたところで、曲がった線路や様々な車両を増やすというのが良い順序になります。基本セットであれば、特別な工具も必要がないので入門編として適しています。

そしてこれで一通り慣れた暁には、鉄道模型ファンなら病みつきになる、高級なもの複雑なもの本格的なものに移っていくということになります。

トンネルを作ったり、鉄橋を作ったり、周囲のビルや川などまで作り出せば鉄道模型のセミプロということになりますし、ボランティアで博物館の展示場の作成などに参加させてもらい、腕や技術を磨いていけば、プロという道がないわけでもないのです。

いずれにしても物事の始まりから上達は、基本を守り、応用し、独自性を加えるということなので、まずは基本をしっかり身に着けることだと言えるのです。

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